放射線管理・化学分析

作業者が安心して働けるよう、管理区域内の放射線測定、管理区域の出入監視をはじめ、放射線に関する基礎教育から放射線管理手帳の発行までの一連の作業を実施しています。
また、発電所の水質管理に係る化学分析や発電所周辺地域における放射線管理に役立つ製品の開発や販売を行っています。
さらに、周辺環境への影響を確認するため、大気・海水・水産物・土壌・野菜などの分析・調査も行っています。

放射線管理

放射線管理に係るエキスパートとして、さまざまなサービスを提供: 当社は、長年の専門知識と豊富な現場経験を活かし、管理区域内での放射線管理及び各種作業・工事に伴う被ばく管理を徹底しています。これにより、作業従事者の被ばく線量を着実に低減し、原子力施設の安全性確保と作業環境の最適化に貢献しています。

管理区域内の線量把握・評価
保全区域及び周辺管理区域の管理
管理区域からの搬出・入管理
個人線量被ばく管理（ISO17025認定取得）
放射性物質による汚染箇所の除染
外部放射線に係る線量当量率等の測定
放射線計測器類の校正・点検・保守管理

化学分析・環境測定

発電所や周辺環境の化学分析・調査を実施: 原子力発電所における水質管理は、冷却機能の維持や設備の健全性の確保において極めて重要です。当社では、炉水分析や核種分析を通じて原子力発電所の安全性維持に貢献しています。また、海上サンプリングをはじめとする環境調査を実施し、水質・海水・水産物・土壌・野菜などの状況を把握し、原子力発電所からの放射性物質の漏えいがないことを適時確認しています。さらに、これまでに培ったノウハウを活かし、化学分析機器のメンテナンス及びリース業務も行っています。