INTERVIWES

誰よりも設備のことを知り、
誰よりも設備の声を聞く

A.M
敦賀支社 プラント運用部 運転グループ 2010年入社

工業高校では電気科で学ぶ。
授業で発電所について学んだ際に、
日本のエネルギー自給率が世界に比べて
極めて低いことを知った。
そこから興味を持ったのが原子力発電だった。
ものづくりの企業への就職も考えたが、
原子力発電に関わりたい気持ちが勝り、
原電エンジニアリングへの入社を決めた。

現在の仕事

いくつもの設備を問題なく動かす

プラント運用部 運転グループは、その名の通り、原子力発電所にある設備を運転する部署です。その中で私は、敦1 発電付帯設備運転業務(液体・固体廃棄物処理設備)及び、敦2 発電付帯設備運転業務(補機設備・放射性廃棄物処理設備)などの設備運転を行っています。ボタンを押せば自動で動くものの他、ポンプなど手動で出口弁を開けたりするものもあり、操作方法は様々です。もちろんマニュアルはありますが、難しいのは「不具合の判断」ですね。計測機の数値を指標とするだけではなく、「いつもと違った音がする」など、5感の経験則で判断しなければならない場合もあります。何が故障につながるか分かりませんので、少しでも違和感を感じたら報告をすることが大事です。

仕事のやりがい

組織を越えてつながり合うこと

それぞれの設備は、年間の稼働目標が予め決められています。そのスケジュールに沿って安全に設備を動かしていくのですが、不具合が起こり運転を止めなければならないこともあります。そうした際は、発電所の設備担当の方、他の運転員の方など、組織を越えて協力をしなければなりません。そこで密に会話をしながら、日々学んできた知識で迅速な対応ができた時にはやりがいを感じますね。そのように緊急時にスムーズにコミュニケーションを取るためには、日頃からの皆さんとの雑談も含めた会話もすごく大切だと思います。

1DAY SCHEDULE

ある1日のスケジュール

08:20
出社、グループ内
ミーティング
09:00
現場で発電所の方と
本日の処理計画の打ち合わせ
10:00
設備運転・
記録採取
12:00
自席でお弁当
13:00
ミーティング
14:00
設備運転・
記録採取
16:00
業務引き継ぎ
16:50
退社

今後の目標

設備の運転だけでなく、設備を点検したり、増改良・修繕工事をしたりする仕事もやってみたいと考えています。これまでの経験を活かすことができるのは間違いないですが、それらの仕事は設備についての深い知識が必要ですから、より自分を成長させることができると考えています。そして、ゆくゆくは設備のことなら何でも知っているような存在になりたいです。当社では、そういったキャリアに対する想いを面談で聞いてもらえるので嬉しいですね。

休日の過ごし方

自然に触れるのが好きなので、休日は三人の子どもと一緒に散歩や釣りを楽しんでいます。山で採ったキノコや山菜、釣ってきた魚を自分で料理するのも好きですね。また、長期休暇の際は、家族そろって車で関東の有名テーマパークに旅行することが定番になっています。