現在の仕事

最重要である安全をより確実なものへ

安全対策工事部は、原子力発電所の新規制基準に対応するための工事を行う部門です。その中で私は、東海第二発電所の安全性を高めるため、注水設備を新たに設置する工事の施工管理を担当しています。発注、設計、実際の工事など、いつまでに何をするのか、全体を取りまとめ、自分で作成したエンジニアリングスケジュールに沿って、間違いなく安全に工事を進めていくことがミッションです。規模がかなり大きいため、社内の設計部、他工事チーム、顧客、協力会社など関係者が多様で幅広い知識が必要となりますが、これまでに他社への出向で身に着けた経験が大いに役に立っています。

仕事のやりがい

経験の数が仕事の楽しさにつながる

図面や3D図が実際に目の前で段々とできていく様子を眺められることが、この仕事の醍醐味ですね。また、様々な経験が積めることもやりがいにつながっています。巡り合わせがよく、これまでに色々な発電所で長期プログラムに参加できたことで、多くの関係先との調整や、専門外分野の業務へのアプローチ方法も学ぶことができました。また、そうした経験の中で学べたのは、バランスよく、あくまでもクールであることが大切だということです。根を詰め過ぎず、でも、きっちりやることはきっちりと。そして、問題があれば冷静に周りと会話をすることが、工事をうまく進めていくためには必要だと思います。

今後の目標

「施工管理技士」という資格には種類があり、まずは、現在携わっている配管工事に関わる資格の取得を仕事を通して実現させたいです。やはり、現場で学んだことが一番自分の実になりますし、この機会を逃す手はありません。そうやって、これまで関わることが少なかった建設業関連の専門知識や経験を増やしていきたいと考えています。現在の工事が終わった後も、違った現場で経験と知識を積み重ねることで、ゼネラリストとして活躍していきたいですね。