
INTERVIWES
放射線というリスクに
徹底した対策を
- D.T
- 敦賀支社 放射線管理部 放射線管理Ⅰグループ 2019年入社

高校を卒業した後から、
原子力事業に携わり続けてきた。
他社を経験した後、原電エンジニアリングに入社。
幅広い事業を展開していることから、
さらなるスキルと経験を積めるだろうと、
期待を込めての転職だった。
そして、ここでしかできない仕事を任される中で、
確かな成長を実感する。
現在の仕事
すべての人が安心して作業できるように
当社が請負った原子力発電所に関わる各工事にて、放射線量の測定・評価を行っています。法令により1日の被ばく線量が定められており、作業者がそれ以上の被ばくをしないよう、確実な管理をしていくことが私のミッションです。専用の測定器には様々な種類があり、空気中、水中、物品そのものなど、測定対象物の性状によって使い分けます。工事が行われる際に測定をするだけでなく、工事を計画する段階から綿密な打ち合わせを行い、どう作業をすれば被ばく量を抑えることができるのかもアドバイスしています。

仕事のやりがい
「何事もない」という当たり前のために
「工事を早く進めたい」という気持ちは理解できるのですが、皆さんを危険に晒すわけにはいきません。場合によっては、工事を中断するという判断を下しますし、夏の暑い中に防護装備を着けていただくお願いをすることもあります。作業がやりにくくなるのは十分承知していますが、皆さんを守るためなら嫌われ役になることも厭わない覚悟です。また、社内外に関わらず、現場に出入りするほとんどの方と関わる仕事なので、コミュニケーションは大切ですね。だからこそ、グループの垣根を超え、一致団結して無事故・無災害で工事を終えられた時が一番やりがいを感じます。
1DAY SCHEDULE
ある1日のスケジュール
- 08:20
- 出社・朝礼
- 09:00
- 工事ミーティング
- 09:20
- 現場パトロール
- 12:00
- 食堂で昼食
- 14:00
- 発電所の方と
打ち合わせ
- 15:30
- 書類作成、
翌日以降の準備
- 16:50
- 退社

今後の目標
前職では様々な現場に出向していました。そこでご縁をいただいたメーカーや研究者の方々とのつながりは、私にとって大きな財産です。私にしかできないこととして、今後はそのつながりも活かし、原電エンジニアリングをさらに成長させていきたいと考えています。また資格取得にも挑戦し、自身の仕事の幅を広げていきたいです。そのための学びの場もたくさん用意されているなど、社員の成長を考えてくれる社風はモチベーションにつながっています。

休日の過ごし方
人生を楽しむには、仕事もプライベートも全力で取り組むことが大切だと考えています。そして、今の休日の楽しみは、小学6年生になる子どもとバスケットボールをすることです。3年程前に一緒にはじめたのですが、段々と子どもが上手になる様子を見ることが楽しいですね。もちろん、自分の運動不足解消にもなっています。
