
INTERVIWES
若手が成長しやすい環境で、
早く確実な判断力を
- H.T
- 東海支社 プラント保全部 制御グループ 2017年入社

機械もやるし、電気もやる。
工業高校での授業で様々なことを学ぶ中で、
原子力発電の仕組みに興味を持った。
そして、部活動の顧問に進められる形で、
原電エンジニアリングの選考へと参加した。
そこで感じたのは「人のよさ」。
もともとの興味に加え、その雰囲気も
自分に合っていると思い、入社を決めた。
現在の仕事
プラントが安全に機能するための制御機器や計測器を守る
原子力発電所には様々な設備があり、それらの保守保全を行うことが私の役割です。機械や電気などグループによって扱うものは違い、私が所属する制御グループは「計測制御」に関わる部分を担当しています。いわゆる、計測制御装置により設備が正常に動いているかどうかを知るための温度計や圧力計といった計測器や計測器による検出信号を受ける制御機器が対象です。それらの定期点検に加え、故障や不具合があった場合は改善するための工事を行います。その工事では施工管理を担い、工程管理や安全管理だけでなく、施工計画から完了後の工事報告書などの関連書類作成まで行っています。

仕事のやりがい
現場で間違いを起こさないために
突発的な修理への対応が、この仕事の難しいポイントだと思います。限られた時間の中で安全と品質を確保しながら、放射線管理には特に気を配らなくてはなりません。その特殊な環境の中で、「現場作業責任者」として社内や協力会社の方々と協力しながら、何事もなく工事をやり遂げられた時が一番嬉しいですね。2年目ではじめて任された工事が竣工した時の喜びは今でも覚えています。そのように工事をうまく遂行するには、何よりも正確なコミュニケーションが必要です。現場では「3Wayコミュニケーション」といって、お互いに復唱をすることで間違いが起こらないようにしています。
1DAY SCHEDULE
ある1日のスケジュール
- 08:20
- 出社
- 08:30
-
協力会社と当日作業の
ミーティング
- 09:00
-
グループ
ミーティング
- 09:30
- 現場管理
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 部昼礼
- 13:10
- グループ
ミーティング
- 13:30
- 午前とは
別の現場を管理
- 16:00
- 工事関係
書類作成
- 16:50
- 退社

今後の目標
原子力発電所ではたくさんの設備が稼働しており、制御機器や計測器も多種多様にあるので、言うまでもなく相応の知識量が必要です。「なぜ故障したのか」「どうすれば修理できるのか、壊れにくくなるのか」という判断をより早く行えるようになることが当面の目標です。そのために、故障した際に行う原因究明や実際の工事など現場で学ぶことに加え、会社からの補助を利用して各種資格も取得していきたいと考えています。社外の研修にも積極的に参加させてくれるなど、当社が若手の育成に力を入れてくれているのは嬉しいですね。

休日の過ごし方
最近の休日は、キックボクシングジムで汗を流していることが多いです。平日でも時間があれば通っています。1日2時間ほどジムにいてメニューをこなしますが、楽しいのはミットやサンドバッグを打ち込む練習です。ストレスが発散でき、すっきりとした気持ちになれます。
